施工事例017

投稿者: | 2021年8月26日

今回は施工事例と打ってありますが、施工はしておりません(笑) 個人のお客様よりご相談を頂いたのですが、結果的にお断りしました。場所がマンション室内ドア、状態は5㎝以上はあると思われる破れです。何かをぶつけた時や、倒れ掛かって手をついた時などに出来る破損です。この場合、下地処理として盛り上がっている部分を削り(平面に見えても力がかかっている限り必ず盛り上がっている部分があります)、パテを盛って硬化後に平面を出し、ベースカラーを着色のうえ木目を描いていくという工程になるのですが、パテの硬化時間だけでも30~1時間となり、結果的に3~4万円ほどのお見積りとなります。しかも、5㎝の傷でも施工範囲は10㎝ほどになり、補修ですので新品同様となる訳ではなく、施工範囲が広ければそれだけ補修跡が分かりやすくなってしまいます。一方で新品ドアに交換した場合、LIXILブランドでも2万~あるのですね。したがって今回は当該マンションの分譲元の会社に連絡を取り、ドアを交換する場合の連絡先を伺って、全く同じドアがあるとは限らないという前提で、お客様に新品交換のご提案を致しました。本当は補修で安く完璧に元通りに出来れば良いのですが、部分補修はどこまで行っても補修です。残念ながら新品同様にはなりません。今回はお力になれず本当に申し訳なかったですが、こういう事例もあるというお知らせでした。

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